散布機の選び方

農薬や肥料を広範囲に散布し、雑草の除去や病気の治療、害虫の駆除を行う農家にとって、農業用散布機はなくてはならないものです。 散布機は、主にタンク、散布システム、ノズル、圧力調整器で構成されています。 このガイドは、散布機を選ぶために必要な情報の収集と、さまざまな散布機のオプションを選別することに役立ちます。

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  • 散布機の選び方とは?

    散布機は、散布する農作物のタイプ、散布をする植物の表面、散布システム、散布機の容量から選びます。 このガイドでは、以下の点に焦点を当てながら、散布機の選び方について説明します。

    • 農作物別の散布機
    • 様々な散布システム
    • 2.0散布システム
  • 農作物の種類別散布機について知っておくべきことは?

    散布機は、散布する作物の種類から選びます。

    •  樹木作物に使用する場合は、畝間を通過できる散布機が必要です。 そのため果樹園用散布機が適しています。 一般的にトラクターか全地形対応車(ATV)に搭載されます(トラクターは、大きな畝を持つ大規模農場向きで、ATVは4m未満の小さな畝向き)。  

    注意: 背負式散布機も使用できますが、一般的に小規模農場にしか使用されません。

    • 農場に散布する場合は、広い面積に同じ量を散布できる散布機が必要です。 そのためブームスプレーヤが適しています。 最大18個のノズルを装備しており、ポンプの種類により、流量と圧力が異なります。 一般的に使用されるブームの長さは、3.5m、6m、9mです。
    HUSTLER社のブームスプレーヤ

    HUSTLER社のブームスプレーヤ

    MANTIS-ULV社の背負式散布機

    MANTIS-ULV社の背負式散布機

    UNIA社の果樹園用散布機

    UNIA社の果樹園用散布機

  • 散布システムにはどのようなものがあるか?

    農薬の散布で最も重要な目的の一つは、作物の葉全体に均一に農薬を行き渡らせることです。 農薬が少ないと効果が得られまず、多すぎると地下水汚染の原因となります。

    使用目的に合った散布システムを選ぶことが重要です。 

    • 油圧式散布機には、薬剤をタンクからホースでノズルに運ぶ、ポンプシステムがあります。 直径200~400ミクロンの液滴が、作物の葉に散布されます。
    • 小容量散布機は、0.05~100ミクロンの液的です。このサイズの液滴は、ファンやブロワー、コンプレッサーで発生させた高速気流で、薬剤を噴射させることで可能になります。 多くの場合、小型ポンプを使い、濃縮農薬液を気流に注入します。 気流の速度は、最大で時速200mph(毎時マイル)。 十分な効果を得るためには、葉の重なり合った部分に噴射します。 液滴が非常に細かいため、より少ない農薬量でも効果が得られます。
    TOSELLI社の油圧式散布機

    TOSELLI社の油圧式散布機

    NOBILI社の低容量散布機

    NOBILI社の小容量散布機

  • 最新の散布機とは?

    今日、世界はかつてないほどの気候変動による、壊滅的な影響を受けています。 農業者は、環境への悪影響を最小限に抑えなければなりません。

    そこで、ドローン散布機やピンポイント散布機の利用が進んでいます。

    • 農薬ドローン散布機は、トラクターやATVよりもはるかに重量が軽いため、他の機械よりも消費電力が大幅に少ないです。 また、地形に関係なく、作物に対して正確に防除を行うことができます。 シンプルで実用的な散布機です。 また、傾斜地での散布の際にも、事故を防ぐことができます。 一定の速度と安定した高度で、普通モデルから使い始めることができます。
    • ピンポイント散布技術は、栽培中の作物や休閑地での除草剤使用量を大幅に削減することができ、夜間や昼間の散布も可能です。昼夜問わず雑草を検知し、植物一本一本に的を絞った散布ができます。 必要な場所にのみ除草剤を散布することができるので、環境への配慮に加え、使用する薬剤の量が減り、農家の収益性を高めることができます。
    ドローン散布機

    ドローン散布機

    ピンポイント散布機

    ピンポイント散布機

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